本当に辛い時は、逃げよう
大好きな人が何人かいますが、その中の1人はTestosteroneさんです。
Twitter界では超有名なあの筋肉社長です。
数々の著書、そして名言を生み出されているtestosteroneさん。
その中でも特に若い先生、これから教壇に立つ先生にどうしても知っておいてほしい言葉があったので紹介します。
【若い先生に、どうしても知っておいてほしい言葉】
それは、
「本当に辛いときは、逃げる」
です。
初めて先生になるときってワクワクしますよね。
どんな子どもがいるんだろうってドキドキしますよね。
これからどんな教師人生が待っているんだろうって楽しみですよね。
でも、今は想像もしていないような事態が必ず起きます。
・子どもはまともに話を聞いてくれないかもしれない。
・管理職がいじわるしてくるかもしれない。
・同僚に嫌味を言われるかもしれない。
・想像を超える保護者のクレームに驚くかもしれない。
どれも想像だにしないことでしょうが、どれも可能性があります。
そして、けっこうな可能性があるとも思っています。
私は今、小学校教員9年目ですが、どれも経験したもの、もしくは見てきたものですから。
先生という仕事は、開幕戦から1軍でレギュラーとして出場するようなものです。
そりゃ、はじめは三振やエラーを繰り返すこともあるでしょう。
そんなとき、我慢したり耐えたりするばかりでは絶対にいけませんからね。
少し嫌味を言われるくらいならともかく、
本当に先生の顔した悪魔みたいな人間もいます。
そんな人が当たり前のように存在し、そんな人と1年間同じ職場で働かなければならないのです。
そんな状況でも強く、たくましく生きていけるあなたなら今から伝える言葉は必要ないでしょう。
でももし、本当に辛くなったらこの言葉を思い出してください。
大事なのは耐え忍ぶことではなく、あなたの心と体がずっと元気にいられることです。
Testosteroneさんの言葉の続きを紹介します。
耐えられないぐらい辛い環境にいるなら、逃げろ。偉そうで申し訳ないが、これは提案じゃない。命令だ。頼むから逃げてくれ。
俺はいままでさんざん真面目で心優しい人、「逃げる」という選択ができないばっかりに心や体を壊してしまったのを見てきている。もうそんな人は見たくない。心と体以上に大事なものなんてこの世に存在しないのだから、逃げるという選択肢は常に頭に入れておいてほしい。
大丈夫。人生は一度や二度逃げ出した程度では終わらない。
むしろ、逃げ出さないでその環境でじっと耐えて心や体が壊れてしまう方が、よっぽどその後の人生は大変になる。人生は良くも悪くも続いていくものだからだ。
たったの9年間の教員生活の中だけでも、本当に心や体を病んでしまった人を見たことがあります。
私自身も学級崩壊を目の当たりにし、体に異変が出たこともありました。
このような辛い場面に遭遇したとき、多くの若い先生は真面目な先生が多いばかりにこう考えてしまうことがあるでしょう。
「ここで私がやめてしまったら…」
「誰かに迷惑がかかるかもしれない」
「こんなところで逃げたら負けになるかもしれない」
確かに、ちょっとしたことでやめたり、逃げたりしてしまうのはよくないでしょう。
でも、そのときあなたが感じている心の痛みや辛さが、「ちょっとしたこと」なのか「本当にまずいこと」なのかは判断がとても難しいのです。
人生には耐えるべきときと、耐えないでさっさと逃げ出すべきとがある。「ほかのみんなは耐えてるのに自分だけ逃げ出すのは甘いんじゃないか?」なんていうのは考えなくていい。なぜなら人によって耐性はバラバラだからだ。
本人にとっては深刻な悩みでも、外野から見ると大したことがないように見えちゃうことってよくある。辛いとき、苦しいときは自己判断でいいから、逃げるなりサボるなり対処しよう。
辛いもんはだれがなんといおうと辛い。主観が全てだ。
自分の心が「もう無理!限界!」 ってなったら、致命傷になる前に逃げ出せ。逃げるときに正当な理由なんていらん。
それと、逃げるときはなりふり構わず、全力で逃げろ。責任とか、全部その辺にポイ捨てして自分優先モードに入ったらいい。
責任感が強いのは素晴らしいけれど、あなたの身を守れるのはあなただけなのだから、あなたには自分の身を守るという絶対の責任がある。
【忘れてはいけない大切なこと】
若い先生はまだ20代前半。
先生なんてやめてもまだまだ人生は長く、いろいろと選択肢があります。
ただでさえ、人生100年時代。
そして、副業推奨の現代です。
「先生以外の選択肢なんていくらでもある」
「先生やらなくちゃいけない理由なんて何もない」
それくらいの気持ちで先生になってみてはどうでしょうか。
他の選択肢を持ちながら気楽に学校現場に入る方が、案外うまく生きていけるかもしれませんよ。
もちろん、先生ならではの楽しさ、素晴らしさもあります。
あなたの人生が先生であろうとなかろうと、より一層素晴らしいものになりますよう!
それではまた!!