【先生の働き方改革】◯◯で生もの仕事をコツコツ進めよう!
コロナショックにより、全国の学校が休校になっています。
予想外の子どもがいない学校に何をしていいか戸惑っておられる先生が多いのではないでしょうか。
私の学校もそうです。
・大きなため息を何度もついている
・伸びをしている
・やけにタバコに行く回数が多い
・おしゃべりを楽しんでいる
そんな先生がたくさんいます。
子どもがいないと何をしていいか、わからないんですよね。
でも、そんな中でも「やらなければならない仕事」はたくさんありますよね。
「出席簿は◯◯日までに出してください!」
「学級経営のまとめは…」
「所見は…」
「成績一覧表は…」
教務の先生からの言葉が重くのしかかってきます。
みんな重い腰を上げながらそれらの仕事にとりかかる中…
私、所見や出席簿はすでに完成しているんです。
周りの先生からしたら「ドン引き」するやつですよね。笑
「おい〜やめろよ〜!」とか言って冷やかされるやつですね。笑
今回は「所見」や「出席簿」を高速で終わらせる仕事術をお教えします!
【生もの仕事という考え方】
私たちが日々こなしていく仕事には2通りのものがあります。
「生もの仕事」と「乾きもの仕事」です。
この考え方はTwitter界で有名なさる先生(@saruesteacher)の著書『全部やろうはバカやろう』から学んだものです。
「生もの仕事」とは
「生もの」は刺身や野菜など、早く食べないと腐ってしまうもののことから、「早く処理しないと鮮度が落ちてしまう仕事」のことを指します。
「乾きもの仕事」とは
「乾きもの」は保存がきいて長持ちするもののことから、「一気に終わらせておいてもあとから使える仕事」を指します。
今回のテーマである「所見」や「出席簿」って後になればなるほど、鮮度が落ちてくる「生もの仕事」なんですね。
学期末に子どもの所見を一から書こうと思うとすごく時間がかかりませんか?
「あの子、何がんばってたっけ??」
月末に一気に出席簿を完成させようと思うとすごく大変じゃないですか?
「この子の欠席理由なんだっけ?健康観察にも書いてないし…」
そういった煩わしさを一気に解決する方法を紹介します!
【スタートアップ機能を使う】
スタートアップ機能とは
コンピュータの起動時に自動的にofficeプログラムを起動する
というもの。
つまり、朝パソコンを起動すると同時に特定のファイルがデスクトップ上に起動されるというものです。
生もの仕事である「所見」や「出席簿」をその都度、片付けて行くということはわかったけど、
「毎回、そのファイルを開くのも面倒なんだよな!」
「いつもいつも、そんなのやってられないよ!」
という方に超おすすめの方法です!
だって、パソコンを起動したら勝手に開くんですからね。
この勝手に開いたファイルにその都度、必要なこと、できそうなことを入力していこうというわけです。
【スタートアップさせるのはこの3つ!】
・出席簿
保護者からの欠席や遅刻、早退などの連絡があったら、即入力します。
その時なら「腹痛」「通院」などという理由もばっちり覚えていますものね。
何もなければ、退勤前にファイルを閉じるだけです。
こうして毎日少しずつ仕事を続けていけば、「月末=出席簿の完成」というゴールデンルートの完成です!
・所見
所見は学期末にまとめてやるものという固定概念を捨て去りましょう。
たしかに所見は学期を振り返って書くものですが、何も学期末にまとめてやる必要はありませんよね。
その都度、「あの子、がんばってたな!」「この子、輝いてたな!」というところを見つけたときに記入していきましょう。
そうすると、所見が「書けていない子」も明らかになってきます。
それに気づけたら、「その子の良いところを見つけよう!」と思って1日過ごすだけでステキなところっていっぱい見つかりますよ。
そうしていけば、これまた学期末には「ほぼ所見完成」というゴールデンルートですね!
あとは学期末に所見を少し手直しすれば提出できます!
・勤務時間調査
私の勤務する自治体では、勤務時間の調査が行われています。
働き方改革の一環で勤務時間を調査しようということらしいのです。
ただ、「その勤務時間を入力するという手間が増えただけ」で何ら改善されていないのが実態です。
その勤務時間の入力を溜めてしまうというのも最悪です。
「確か月曜日は18:30頃に帰ったから…」などとやるのはすごく非効率的です。
なので、この「勤務時間調査」もスタートアップさせ、出勤時に時間を打ち込み、退勤時に時間を打ち込んで帰る、という流れをつくれば、「月末には完成!」というゴールデンルートの完成です!
以上、「スタートアップ機能」を使うよさと具体的な使い方を紹介しました!
あなたも、ぜひ今日から「スタートアップ機能」を使い、効率的に仕事を進めていきましょう。
そして、自分の時間を有効に使ってより幸せな人生を作っていきましょう!
それではまた!