【ブログで初任研】「朝の会」はパターン化でシンプルに!
・朝の会って何すりゃいいの?
・みんな朝の会どうやってんだろ〜?
みんな当たり前にしているようで、けっこうアイマイな「朝の会」です。
私自身、毎年4月の最初には
「朝の会、どんな流れでやろっかな?」
「朝の会って、何をするのがいいんだろう?」
と悩んでしまいます。
若い先生、初任者の先生ならなおさらですよね。
今回はそんな「朝の会」について解説します。
【朝の会はパターン化させよう】
朝の会は「やること」「順番」を明確に示し、進め方をパターン化させましょう。
これは朝の会に限らず、多くのことに言えることです。
子どもはとくに、私たち大人もやることやその順番が決まっているというのはとても安心するものです。
よく「見通しを持たせる」と言いますが、それも同様ですね。
私は「終わりの会」も「授業の進め方」も多くはパターン化しています。
「終わりの会」については、以下の記事をぜひ、ご覧ください。
↓
wandering-teacher.hatenablog.com
これらは「子どもへの支援」はもちろんですが、「私たち教師自身への支援」でもあります。
【「朝の会」についての大切な考え方】
「朝の会」について色々考える際、「何を大切にするか」ということを明確にする必要があります。
私はその「大切なもの」の一つはこれだと思っています。
さっさと終わること
シンプルにすること
先生がダラダラ話をするあの時間はムダです。
朝の大切な時間に先生が色々と話をしている光景を目にすることがありますが、時間のムダですね。
もったいないんです。
先生がダラダラ話すことは子どもは聞いていない
そう肝に銘じて、自分のクラスなりの「朝の会」の流れを作っていきましょう。
【朝の会の具体的な流れとポイント】
ここ数年、私のクラスの定番となっている朝の会の流れを紹介します。
私のクラスでは基本、日直が1人で司会をするようにしています。
みんなの前で司会進行をするという経験も必要だからです。
①朝のあいさつ
日直:「起立!」「気をつけ!」「おはようございます!」
みんな:「おはようございます!」
日直:「座ってください」「今日は◯月◯日◯曜日です」
先生も笑顔で元気にあいさつをしましょう。
先生の元気は子どもたちにも伝わりますからね。
②健康観察
日直:「健康観察をします」「A君」
A君:「はい、元気です!:
日直」:「Bさん」
Bさん:「はい、少しお腹が痛いです」
そんな風に一人ずつ、日直が問う形にしています。
そうすれば「全員が声を出す機会」を作ることができるからです。
「調子が悪い人はいませんか?」
と問うたら簡単ですが、
・全体ではなかなか言えない子
・全体に問われても自分ごとで考えられない子
がいるものです。
一人ずつ問うことは大切なことだと考えます。
③朝の歌
朝は元気に歌を歌うことから始めています。
朝の会で1曲歌を歌うメリットはたくさんあります。
・朝の声出しをして元気に1日をスタートできる
・普段から歌うことに慣れる
・練習が必要な曲の練習時間を音楽の時間以外で確保できる
・子どもとの楽しい時間を作り出せる
など。
朝の会での「歌」については別の記事で紹介する予定です。
ご期待ください!
④係からのお知らせ
日直:「みんなからの連絡はありますか?」
子ども:はい!
日直:「◯◯さんどうぞ!」
そんな風に用がある子のみ前に出てきて話をしています。
今年は係からの発表などがあり、けっこう時間がかかってしまいました。
でも、この時間の係からの出し物を楽しみにしている子も多くいるので、大切な時間でもありました。
⑤先生からのお話
日直:「先生からの連絡です」
先生:「では、今日の連絡をします」
と言って簡潔に1日の流れを説明していました。
これでざっと10分間でちょうど1時間目の始まりの時刻になります。
どうだったでしょうか。
私は1年を通して以上の流れを通しています。
2学期にもなると、子どもたちは自分たちでどんどん進められるようになりました。
あなたの「朝の会」はどんな流れで、どんなことを大切に進めていますか?
コメントいただけると嬉しいです。
それではまたっ!!!