【先生の働き方改革】テストは1時間で完結!
単元末のテストに時間をかけていませんか?
「時間をかける」とは子どものテストに取り組む時間のことではなく、
先生のテストにかける時間のことです。
私は1時間でテストの全てを終えています。
これはもちろん、みなさんにも十分可能ですし、再現性が高い方法です。
さる先生(@saruesteacher)も著書『全バカ』で同様のことを書いておられました。
では、実際にどのようにすれば「テストの全てを1時間で完結」させられるのかを説明していきます。
【テストは1時間で全てを完結できる】
①事前の告知
いきなり抜き打ちテストなんかはやめましょう。
「えぇ〜テスト〜〜!?」なんていうクレーム処理に追われるのが目に見えていますのです。笑
遅くとも前日、早ければ週初めくらいには伝えてあげましょう。
・子どもは見通しを持てるし、テスト勉強もできる
・先生はクレーム対応に追われることがない
というWin-Winの関係になれます。
②授業開始と同時に即開始
授業が始まったら即テストを開始します。
早い子は10分もあればテストが終わるでしょう。
時間のかかる子でも20分くらいあれば市販のカラーテストは終えられます。
③集めたテストから即丸つけ
この終わったテストの処理で先生の運命が決まります。
今まで、「◯分までは集めません!見直ししなさい!」なんていう先生を見てきましたが、これは絶対ダメですね。
子どもも先生も苦しめます。
「終わって見直しがバッチリできたと思う人から持ってきなさい」と声をかけておきます。
すると、どんどん教卓に持ってきてくれます。
テスト1枚目がきた時点から丸つけを始めていきます。
ただ、無心に丸つけマシーンと化してしまえばOKです。
ほとんどのテストが集まってきてしまえばテストを名簿順に並べたり、まだの子に声をかけたりします。
④全て揃った時点で点数を書き込み、即返却
テストには子どもたち用の答えがついているものがあります。
私はそれを選ぶことが多いです。
なぜなら、テスト返却の際、先にそれを配って間違いが多かった問題の解説ができるからです。
そして、わからなかった問題はそれを見て直しができるからです。
解説が終われば、テストを返し、子どもたちは直しをして終了です。
【テストを1時間で完結させるメリット】
・放課後の事務作業がない
放課後や朝の時間にテストの丸つけをしている先生がいます。
しかし、それは非常にもったいない時間の使い方をしています。
子どもがいない時間だからこそ、頭を使う仕事ができるのです。
丸つけなんていう機械でもできるような仕事で時間を使ってはいけません。
テストを授業時間内に完結させることで、丸つけの時間がなくなり、必要なことに有意義な時間を使えるようになります。
・テスト後すぐの振り返りで学習効果が高い
子どもはがんばってテストに取り組んでくれています。
それを評価して返すのに何日もかかってしまうのは申し訳ないですよね。
そして、その評価は早ければ早いほどいいですよね。
その時間に返すのが最速で、子どもも間違えてしまったところの直しにも最も身が入ります。
先生にも子どもにも効果バツグンの「テスト1時間完結メソッド」いかがだったでしょうか?
このメソッドを使い、忙しい仕事の質を爆裂に上げましょう!
そして、自分自身の時間をより豊かなものにかえていきましょう!!