【算数授業に悩む先生へ】毎日お決まり「定食方式」で
算数の授業。
好きですか?
私は普通です。笑
教えていて楽しいかと言われたら「あまり楽しくはありません」と答えます。
でも毎日あるんだからやるしかないですよね。
子どもにとっての苦痛な時間になっていなければいいなと思い、悩みながら授業をしています。
私と同じように日々悩みながら算数の授業をしている先生ってとっても多いと思います。
そんな悩める先生方に、もうすぐ10年を迎える私が今現在、行き着いている算数授業の考え方をここに書き記します。
算数授業に悩める先生の少しのお手伝いになればと思います。
【算数はお決まりのパターンで】
難しいことを考えるのはやめましょう。
算数は毎日「定食方式」でOKです!
【「定食方式」とは何か?】
ご飯屋さんに行って定食を頼んだら出てくるパターンが決まっていますよね。
「ご飯」「おかず」「副菜」「サラダ」
だいたいこんなもんです。
「生姜焼き定食を頼んだけどトンカツも唐揚げも来たらどうしようかな〜」
「今日の唐揚げ定食、ご飯なくなったりしないよね!?」
そんな心配しませんよね。
だって「定食」を頼んだら「決まったパターン」で出てくると分かっているからです。
ここでみなさんによく考えて欲しいことがあります。
このように定食は「パターンが決まっている」ということは、「お客さんが安心する」というお客さん「だけ」にメリットがあるのでしょうか?
いいえ!
それを作るお店の人にとってもメリット大なのです!
「定食を頼まれたら作るものが決まっている」
というのはお店の方にとっても手順がはっきりしていてメリットがあるのです。
つまり、双方にとってのメリットがあるのです。
算数の授業にもこの考えを使おうということです。
算数授業は
①前回のふり返り1問
②今日のメインの問題と説明
③その練習問題を少し
④感想を書く
と決めてしまうのです。
このように流れを決めてしまえば、流れや小難しいことを気にする必要はありません。
「ふり返りの問題はこれ!」
「今日のメインはこれ!」
「この問題で練習したら終わり!」
と考えるだけでOK。
この「定食方式」になれてしまえば、子どもも見通しを持って授業が受けられるようになります。
私のクラスでは、「先生、あと5分ですよ♪」などと優しく子どもが教えてくれるまでになりました。笑
このように流れを決めてしまえば、授業を考える際に少し気が楽になると思いませんか?
私自身、いつもこの流れに沿って授業を考えるので、算数の時間はまったく苦痛ではありません。
もちろん、例外はあります!
・小単元でこの流れに沿ってできない
・ふり返りに時間を割く必要がある
など。
そういう時はそういう時です。
でもほとんどの授業はこの流れで進められると思っているのですがどうでしょうか。