【先生のハッピーな生き方】「〜したい」を持とう!
しなければならないことに追われる日々。
締め切りに間に合わせようと焦る日々。
予想外の子どもや保護者への対応に迫られる日々。
行事や取組に向けて躍起になって動き回る日々。
先生たちの「日常」ってそんな感じじゃないでしょうか。
私の学校ではそうです。
上記したように「慌てふためく日々」が日常なんですよね。
私自身もそうです。
教務からの研修に向けた学力テストの分析をしろと言われ、
教頭から生徒指導の報告文書や校外学習の届けを書けと言われ、
クラスの6時間分の授業を考え、
それに向けたワークシートやプリントを準備しています。
朝から休む暇なく、気づいたら外は暗くなっている。
そんな毎日です。
【学校現場の実際は99%受動的】
クソ忙しい学校現場では、知らない間に「受動的」になってしまいます。
・「やれ」と言われたからやる
・締め切りがあるからやる
・やりたくないけどやる
でも私はそんな状況では先生自身が「幸せ」にはなれないと思うのです。
先生自身がイキイキできないと思うのです。
【不幸が不幸を生んでいる学校】
そんな受動的な状態である学校の未来を私はこう捉えています。
「不幸せな先生」から教えてもらっている子どもは「不幸せ」になる
生き方自体が受動的になってしまっている先生から教えられる子どもがハッピーになれるわけがありません。
管理職が悲壮な顔をしていたら、我々教員にも良い影響がないのと同じです。
お家でお父さんやお母さんがバタバタしていて、全然楽しそうじゃなかったら子どもにもよい影響がないのと同じです。
では、学校現場の未来は今後、明るくならないのか。
私はそんなことはないと思っています。
明るい未来も待っていると思います。
なぜなら、私は「とても幸せに先生をしているから」です。
【今の学校現場でハッピーにいるために】
そんな学校現場で「何が幸せだ!」「どこが幸せだ!」という声が聞こえてきそうです。
私が「幸せ」だと言い切れる理由はただ一つ。
自分の「やりたい!」と思える授業がある!
これに尽きます。
自分自身が「やりたい!」と思える授業、
つまり自分自身が「主体的に取り組める授業」がある!
ということです。
私は子どもたちに「科学的なものの見方・考え方」を教える授業に力を入れています。
※この「科学的なものの見方・考え方」を教える授業についてはいつか、ブログにも書けたらと思っています。
人間、やりたいこと・したいことがあればイキイキしていられると思うんです。
自分が主体的に取り組めるものがある時って楽しいと思うんです。
自分が積極的に取り組めるものに取り組んでいる時って幸せだと思うんです。
そんな風に先生一人ひとりが「したい!」「やりたい!」を持って生きることが何より大切だと考えています。
さる先生(@saruesteacher)が以前、「インバスケット授業」について語られていた時、すごくイキイキされている様子が伝わってきたのが印象に残っています。
土居先生(@masadoi413)が国語について語られる時もイキイキしています。
イキイキしている先生って輝いているし、そんな先生に教えてもらう子どもたちはやはりハッピーだと思うんです。
やれと言われたわけではないが、自分が「おもしろそう」「やってみたい」「子どもがイキイキしてくれそう」そんな風に思ったから授業をしてみた!
そんな風に主体的に生きることこそ、先生がハッピーにいられる唯一の方法なのです。
【こんなブラックと言われる学校現場だからこそ】
ニュースやネットで話題になる学校現場の実情。
そんな情報にいる私たちが本当に気持ちブラックになっていたのでは仕方ありません。
こんな時代だからこそ、
私たちが底抜けにハッピーでいようではありませんか!
そのためにも「自分が主体的になれるもの」を持ちましょう。
それが先生、子ども、そして保護者をハッピーにします!