さすらい先生のHappy Life

先生であり、パパであり、男であり、ヒトである。みんながHappy Lifeを送れるように発信してみます。

【先生必見!】限られた時間の中で仕事に集中するためのたった1つの方法

メンタリストDaiGoさんの動画を見て学んでいます。

 

圧倒的な知識量、圧倒的な語彙数。

凄すぎます。

 

そして何より、私たち教員にも「使えそう!」と思える内容が多くあります。

 

今日はその中から「限られた時間の中で集中するための方法」について書きます。

 

 

【自分の仕事をする時間が圧倒的に少ない学校現場】

私は小学校の先生をしているので、小学校を例にとって話をしていきます。

 

まず、一番に感じること。それは

先生は自分の手元の仕事に没頭できる時間が圧倒的に少ない

ということ。

 

自分の手元の仕事を片付けようと思ったら、次の時間しかありません。

・朝、通勤してから子どもが来るまでの時間に仕事をする
・放課後、子どもが帰ってからの時間に仕事をする

 

子どもが登校して来る8時から下校する16時ごろまで、ほとんど自分の仕事はできません。

 

しかし、授業の準備や週案の作成、提案文書や取組の反省、出張伺いや出張復命、それ以外にもその都度、仕事は湧いて出てきます。

 

それらの仕事を朝の時間と16時以降で片付けようとするので、当然退勤時間は遅くなってしまいます。

 

でも、そんな遅くまで働いているのでは、自分も家族も幸せにはなれません。

 

私たちは自分のしたいことを自由にできたり、家族と一緒に過ごして笑顔を共有したりすることで本当の幸せを感じるのですから。

 

そうなると、一刻も早く退勤する必要がある。

でも、仕事はたくさんある。

でも早く帰りたい。

 

そんなジレンマを抱えながら日々働くことになります。

 

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そんなジレンマの中、早く退勤するためにはこの方法しかありません。

 

【放課後の限られた時間の中で一気に集中するための具体的方法】

私たちには物理的に時間がないのですから、その許された短い時間の質を爆裂に上げるしかないのです。

 

その質を爆裂に上げるための具体的な方法はこれです。

スマホ機内モードにする

 

これだけです。

 

「え?それだけ?」

 

という声が聞こえてきそうですがこれだけです。笑

 

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それでは、なぜ「スマホ機内モードにする」と良いのか。

それを考えるために、まずは人間の集中力について説明します。

 

【仕事をしているといっても】

仕事をしているという状態には2つの状態があります。

①その1つに没頭している
②他のことも並行して行なっている

 

①の状態は今、行なっている仕事に集中できているのでとてもよい状態です。

②の状態は「マルチタスク」といいます。

 

マルチタスク状態になると

・集中力が低下する
・ストレスが増す
・生産性が落ちる
・作業効率が悪くなる

 

つまり、マルチタスク状態になると、一気に仕事の質が落ちてしまうということです。

 

では、どのような状況で私たちはマルチタスク状態になっているかと言うと、

・他の人から話しかけられる

スマホの通知やバイブレーションがなる

といった時です。

 

こんな実験結果があるそうです。

人間の集中力は

・2.8秒のジャマが入ると作業スピードは半分になる

・4.4秒のジャマが入ると作業スピードは3分の1まで低下する

 

職員室にいて誰かに話しかけられるのは仕方ありません。

(私は「誰も話しかけて来るな〜!」というオーラでパソコンに向かっていますが。笑)

 

でも、放課後になったからといって少しリラックスしてスマホを眺めてしまったり、通知が来たことでスマホを見たりしていませんか?

 

そんな風に無意識的にスマホを触ることで本来の半分から3分の1までの作業スピードに低下させてしまっていることがあまりにも多いのです。

 

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なんと、私たちスマホユーザーは1日に「平均150回」スマホを見ているというデータがあるそうです。

 

15時間活動しているとしたら1時間に10回も見ていることになるわけです。

 

そんな風にスマホを触っていたら、そりゃ作業効率も落ち、集中力が途切れてしまうのもうなづけます。

 

巷では「先生は遅くまで働いている」「先生という仕事はブラックだ」などと言われています。

 

しかし、先生自らが自らの仕事の質を落としてしまっているという現実があるということも我々は知っておく必要がありそうです。

 

自らの働き方の質を落として、自ら文句を言っている。

 

そんなことにならないためにも、自分のスマホを「機内モード」にするという心がけだけで、自分自身の働き方改革は1歩も2歩も前進していきます。

 

明日からの仕事に少しだけ意識をして、みんなでハッピーになろうではありませんか。

 

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