【教員必読!】自ら動いて働き方改革を
【学校現場では働き方改革など実感できない】
テレビや巷ではよく聞く「働き方改革」という言葉。
学校現場ではほんの少しは聞こえてくるこの言葉。
でも実際「働き方改革」を実感できる場面なんてありません。
そしてこの現場によく「どこが働き方改革なんだよ〜」なんていうグチが聞こえます。
私自身も「教育現場は何も変わってないじゃないか!」なんて不満に思うこともありました。
でも今は違います。
発想を変えたのです。
そして、発想を変えることでエネルギーに満ち溢れています。
どのように発想を変えたのか!?
【発想の転換で働き方改革を】
「自分で自分の働き方改革をする!」
ということです。
文科省や教育委員会、職員室や管理職に「働き方改革」を期待してもムダです。
自分でやるんです!
【学校現場で行う自分自身の働き方改革とは?】
・何でもすぐにやる
・重要なことかそうでないかを判断する
・18時に退勤すると決める
では、具体的にどのように実践していけばいいかを解説します。
・何でもすぐにやる
学校には「やらないといけない」と分かっているのに、「やりたくないこと」ってかなりあるんですよね。
そしてその「やらないといけないこと」を先延ばしにしてしまっていることってないですか?
例えば「出張伺や復命書を書くこと」や「提案文書を作ること」「通信を書くこと」「週案を書くこと」などがそうです。
この例はほんの一部で、やっている仕事のほとんどがそうかもしれません。
それらの仕事を「やらなければいけない」と分かった時に「すぐに」手をつけるのです。
「出張伺」なんてものはどうせ書かなければならないのですから、出張案内を渡された1秒後に書き始めるのです。
「提案文書」もどうせ作らなければならないんですから、「そろそろだなぁ」と思ったら1秒後には去年のものを踏襲して今年バージョンを新規保存するのです。
そして、内容を吟味しつつ、今年バージョンに変更していくのです。
「働き方改革は〜〜」なんてグチってる人の多くは、どうせ改革されても遅いんです。
早く終わらせたいなら、早くやる!
まずは基本のこれをやることです。
・重要なことかそうでないかを判断する
「やらないといけないこと」がほとんどだと言っても、その中にはやはり「やらなくてもいいこと」ってあります。
特にやることもないのに「定例部会」として集められる会議。
書きたいこともないのになぜか書いている「学級通信」など。
惰性でやっている仕事は「やらなくてもいいこと」ばかりですよね。
だから、そんなことはやらなくてもいいのです。
相談する内容がないなら「今日の部会はやりません!」で済む話だし、
書きたいことがないなら「書かない!」と決めればいいんです。
やらなかったら時間が作れるんですから、本当に必要なことにも時間をかけられます。
仕事を惰性でやって「仕事をした気になる」のはもうやめましょう。
惰性で生きてる だせえ輩退治 楽しみは老後 負け惜しみどうぞ
(ケツメイシ「ビルの谷間」)
・18時に退勤すると決める
みなさんは何時に退勤していますか?
「働き方」について考える前に私は19時や20時など普通でした。
21時を過ぎると「今日は遅いな〜」と思うくらい。
でもその状況は異常であることに気づくべきです。
遅くまで働いている人がいい先生ですか?
遅くまで働いている人が楽しい授業をしていますか?
遅くまで働いている人の人生は充実していますか?
冷静になって考えたら分かるはずです。
早く帰って自分の時間、家族の時間を大切にすのがいいに決まっているのです。
「そんなに早く帰れない」そんな風に言う人もいるかもしれません。
でもそうじゃない!
「早く帰っていないから帰れないのです」
答えは簡単なんです。
「早く帰るためには早く帰る!」
それだけなんです!!
そう考えることができたら「18時までに何ができるか」と考え、それまでにどうやって効率的に仕事ができるかと考え、生産性を上げようと努力します。
遅い人は考えておらず、生産性が低いままです。
私は18時には帰ります。
帰ってから自分のランニングの時間、子どもと遊んだりお風呂に入ったりする時間、妻と一緒に話をしたり、映画を見たりする時間にあてます。
その方が、自分の余裕ができ、結局はその余裕は教育の質もあげてくれると思うからです。
【自らの働き方改革まとめ】
・何でもすぐにやること!
・重要なことかそうでないかを判断すること!
・18時に退勤すると決めること!
この3つを意識しましょう。
そして実行しましょう。
やればできます。
やれば楽しい時間が作れます。
やれば自分も周りの人も幸せになれます。
明日からの仕事であなた自身がハッピーになれることを期待しています!