【学校をホワイトに】幸せになるためには◯◯を自己決定しよう!
前回のブログには「学校がブラック化」するたった1つの理由をまとめました。
まだ読んでおられない方は、ぜひそちらを先にチェックしてください!
wandering-teacher.hatenablog.com
簡単にまとめると、学校がブラック化する理由は「自己決定する機会」が圧倒的に少ないからだ、ということでした。
そういう職業であることを前提に、さらに最近は
・書類の複雑化
・具体的な方法論の無い教科が増える
・保護者対応がたいへん
ということも重なり、より「ダークブラック化」しているという話をしました。
では、
・そんな現状を打開する方法はないのか?
・先生になった私はもう諦めるしかないのか?
・先生を目指そうと思っていたけど諦めるしかない?
この先、一切の光はないのかというと「そうではない!」とはっきり断言できると私は思っています。
【先生は幸せになれる!】
大事なことは「このブラックな状況」を認めつつも、
「自己決定」できるチャンスを自分で見つけて、行動する
ということです。
教育委員会や文科省、管理職や教科書を信じ、任せっきりになってはいけないのです!
それなら、どこで「動き」を作ればいいか?
それは間違いなく「授業」でしょう。
子どもは8時過ぎから16時ごろまでの約8時間学校にいるわけです。
そのうち5〜6時間は「授業」に費やしているわけですから、その授業時間を変えることが最も妥当であることは間違いないでしょう。
・そんなこと言われたって「教科書」や「指導計画」でやることが決まっているじゃないか!
そう言われる方もおられると思います。
でも、その考えを変えることこそが「自己決定」するチャンスであり、「幸せ」になれるかどうかの分かれ道なのです。
実際、私は現在「科学」を教える「仮説実験授業」を実践することで「楽しい!」「もっとしたい!」と思い、毎日が楽しくなっています。
理科の指導要領、教科書や指導書は「参考にしつつ」、どんな授業をするかは「自分で」決めているのです。
「自分で」決めるからこそ、責任も伴いますが、「楽しさ」や「達成感」を自分自身で感じることができるようになりました。
みなさんが私が実践している「仮説実験授業」をする必要があるわけではありません。
本屋やインターネットなどを使い、自分の授業を「自己決定」しましょう。
「自己決定」する際の大切なポイントはこれです。
「この授業楽しそう!」という感覚を大切にする
普段、授業は「やらなければならないからやる」というものですが、「楽しそうだからやる」というように「授業をする意味づけ」を変えることがポイントです。
【自己決定すると伴う代償】
当然、「楽しそう」だからやってみたが、「うまくいかなかった」と失敗することもあるでしょう。
「自分で考え動く」ということには「失敗」がつきもの
だからです。
でも大丈夫。
「自分で動く」とはそういうものだからです。
・失敗すれば、どこが失敗したのか
・次、うまくいくためにはどうすればいいか
と、考えられるようになります。
「決まっているからやる」という先生にはその感覚はありません。
「自分で決める」先生には「失敗」とともに「感動」や「喜び」「成長」という「幸せのエキス」をたくさん経験することができるでしょう。
そして、その先にしか先生の「幸せ」はないと考えているのですが、いかがでしょうか。
今回は、学校が「ブラック」である理由とその打開策を具体的にまとめてみました。
みなさんの先生生活が少しでも前向きに、楽しく、幸せになることを願っています!
それではまた!