【家庭訪問】◯◯を準備しておくだけで困らない!
みなさんの学校には「家庭訪問」ありますか?
家庭訪問は好きですか?
私はあまり好きではありません。笑
初任者や2年目時代の私、家庭訪問は本当に苦痛でした。
・何を話していいかわからない
・時間がもたない
・もしくは時間が過ぎてもどうしようもない。
ただただ、「家庭訪問」が嫌いで仕方ありませんでした。
ですが、現在私は家庭訪問はそれほど憂鬱にならずに行くことができるようになりました。
それはなぜか。
家庭訪問前には必ず「学校の様子シート」を子どもたちに書いてもらうようになったからです。
もしかしたら、若い時の私同様に今も家庭訪問に困っている先生がいるかもしれません。
今回は、家庭訪問に困っている先生を助ける一助となれるよう、私が行っている方法をまとめてみます。
【学校の様子シートとは?】
家庭訪問で最も力を発揮するのが「学校の様子シート」です。
「学校の様子シート」とは何か。それは、
子どもが先生からのいくつかの質問に答えた用紙
のことを指します。
ちなみにこの「学校の様子シート」というネーミングは私が適当につけているものなので、なんでもかまいません。笑
「学校の様子シート」には以下のような質問を出しておき、子どもたちに答えてもらいます。
・一番がんばっている勉強は?
・とくな教科は?
・苦手な教科は?
・休み時間は何をしている?
・仲良しの友だちはだれ?
・今のクラスのいいところは?
・◯◯先生ってどんな先生?
こういった質問にあらかじめ答えてもらっておくわけです。
全員に書いてもらったら準備OKです。
【家庭訪問の流れはこれでバッチリ!】
家庭訪問ってだいたい新年度が始まってすぐに行われる学校が多いですよね。
なので、話す内容も「新年度始まってすぐ」を仮定して作っています。
①お母さんに子どもの様子を聞く
まず、一番初めから先生が話し始めることは避けましょう。
はじめはお母さんにお母さんに話してもらいます。
「新学期になって、学年が大きくなりましたが、◯◯君の様子はどうですか?」
すると、「◯◯は…」と話し始めてくださる方が少数、大多数のお母さんは「いや〜」といまいち話は発展しません。笑
そこですかさず、②に入ります。
②学校での様子を話す
お母さんからの話がイマイチでてこなくなったら、「学校の様子シート」をおもむろに手元に出しましょう。
そして、「学校での様子ですが…」と話し始めましょう。
私は「学校の様子シート」はおうちの方への「ミニクイズ」として使っています。
ただ「◯◯君は国語をがんばっていて、仲の良い友だちは⬜︎⬜︎君で…」などと言うだけだとつまらないからです。
先生「◯◯君が今、一番がんばっていると答えた教科は何だと思われますか?」
お母さん「え〜がんばっている教科かしら〜〜ん〜算数ですか?」
先生「いや、実は違うんですよ。◯◯君は「理科をがんばっている」と答えています。たしかに先日の理科の時間は…」
このように「学校の様子シート」をもとに、どんどん話を発展させていけば、どんどん話が進んで行くというわけです。
③学校として聞いておく必要があることを聞く
質問がけっこうな数あるので、おそらく10分程度の家庭訪問なら困らないでしょう。
というよりむしろ、まだまだ話せる事があるぞ、という気持ちにさえなってしまうかもしれませんね。
しかし、家庭訪問は始まりの時刻も終わりの時刻も守るというのは、大前提です。
ですから、いい時間になったら時計をチラッとみましょう。
そして、「あっ、もうこんな時間ですね。また次のお家もあるので…」と言って話を切りましょう。
そして、最後のセリフを言って終わりにしましょう。
「最後に何か、学校として聞いておかなければならないことはありませんか?」
「もし何かありましたら、いつでもご遠慮なく教えてくださいね」
この2つでバッチリです。
そして、家庭訪問すべてがバッチリです。
いかがだったでしょうか?
自分にも家庭訪問、いけそうかも!?という明るい見通しを持ってもらえたでしょうか。
この記事を読んでくださったあなたの一助になれたら幸いです。
感想やリクエストありましたら、気軽にコメントください。
それではまた!